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アントレ・ラボ メールマガジン 
( 第31号 ) 2016年4月4日(月)

本メールマガジンは第1・第3月曜日の配信しております。
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< 内容目次 >

1.エッセイ

◆「闘戦経」

仲津定宏(株式会社アントレ・ラボコーポレーション 代表取締役)

2.定期連載

◆「昔も今もこれからも」(第6回)「耐え忍ぶことは努力」の時代の時代を思う

広沢 曄夫(応用工学研究所 所長)

 

1.エッセイ

◆「闘戦経」
仲津定宏(株式会社アントレ・ラボコーポレーション 代表取締役)

いきなりですが、「闘戦経」をご存じですか?

私は、先日とある雑誌で初めてその名前を知り、日本最古の兵書というコピーに惹かれ、「闘戦経」について書かれた本を購入しました。

著者が齋藤孝さんというコミュニケーションや教育学の専門家が書いている点もそのギャップという点もよかったです。

兵書というと、「孫子」が有名であり、まさか日本にも同じような兵書があったとは思いもしませんでした。「孫子」は「兵は詭道なり」の言葉の通り、戦いの基本が欺くことにあるのに対して、「闘戦経」は日本人らしい正々堂々と戦うという真逆の考え方が書かれています。

また「孫子」がどう戦うかについて戦術レベルで書かれているのに対し、「闘戦経」はどちらかというと考え方やメンタルについて書かれている点が違います。そのため、どちらか一方を読むのではなく、当時から両方を学び、両方の視点をよく消化して戦うことが理想だったようです。

「闘戦経」は今から約900年前、平安時代の末期に書かれた戦いの極意書であり、日本最古の兵書です。「闘戦経」の著者は大江匡房という朝廷の書物を管理している人物と言われています。著者は源頼朝などに実際に兵法を指導しており、日本人に脈々と受け継がれていく武士の魂の礎を作ったようにも思います。

私は、「闘戦経」に書かれている精神は現代人においてうすれているとはいうものの、DNAレベルで刷り込まれているものは、危機的な状況の中で必ず湧き上がってくると信じています。それは明治維新でも、戦後でも、そして最近の大きな地震などの天災においてでもです。

私たちの中に眠っているこの精神・考え方を大切にしてゆきたいと思います。と同時に、今一度日本の文化や歴史に向き合い、学び直したいと強く思いました。


2.定期連載
◆「昔も今もこれからも」(第6回)「耐え忍ぶことは努力」の時代の時代を思う
広沢 曄夫(応用工学研究所 所長)


自分の過去を振り返って現在を思い、これから先を考えてみる。この考えの元に原稿を書き綴っていく。既に前回までにも書いておいたが、現在の自分は自分の人脈形成の上に成り立っている。それも人のやらないこと「ボトム」とのお付き合いが自分の歩む道を決定付けることになった。

人は誰でも人とのお付き合いで生き、生かされている。この体験を元に作られた自分の座右銘「繙相解以」(自分の造語)。“繙相”とは共に心の中の思いを繙き合い“解以”とは以て理解が一致するということを表現した言葉である。その相互の心の中が一致した時こそ、相互共感したことになる。共感することによって相互の親密度は深まり、人脈形成の手立てとなっていく。

体感の“体”、実感の“実”は自分にとって大切な文字であることを実感してきた。この思いは今も全く変わることはない。

「上位下達」の中に長く身を置いてきた自分の創造性はどう発揮すべきかを常に考えてきた。創造性とは新しいことを考え出して作ること、でも創造性にも、その元ネタになっていることが多分ある筈だと考え、元ネタは外部(人の言葉や話、それは新聞、テレビなどの言葉や文章などいろいろあるだろう)から入ってくる数々の情報を「他知」と考え、それらの組み合わせは無限にあるだろうが、その時「そうだ!」と気が付いたことがヒントとなって自分の創造性を作りだしているのではないだろうか。

これは今の言葉で言えば二次創作になるのでは…と考えた。二次創作どころか三次創作…n次創作?自分の頭の中ではいつも無意識のうちにn次創作が行われてきたのだろう。創造,創作はオリジナルでなければならないが、世の中には創作品に対して海賊版が存在するが、創作品と海賊版の境界はあるのだろうか。

「上位下達」の場では耐え忍ぶことが努力することだったが、「上位達」から脱しその後「個と組織」(応研)へと新たな一歩を踏み出した頃のことが併せて頭の中に浮かんでくる。世の中は常に動き変化している。一つの生き方スタイルに安住せず、いつも新しい生き方を考え実行していきたい。

3.セミナーイベント案内

1)4月6日(水)7:30~8:30 朝ラボ勉強会(ゲームでコミュニケーションを深める)

・詳細情報: http://www.entrelabo.co.jp/news/2016/4/6

2)4月13日(水)7:30~8:30 朝ラボ勉強会(易経で読み解くビジネスケーススタディ)

・詳細情報: http://www.entrelabo.co.jp/news/2016/4/13

3)4月20日(水)7:30~8:30 朝ラボ勉強会(That's 雑学講座)

・詳細情報: http://www.entrelabo.co.jp/news/2016/4/20

4)4月27日(水)7:30~8:30 朝ラボ勉強会(ビジネス法務講座)

・詳細情報: http://www.entrelabo.co.jp/news/2016/4/27/2

5)4月27日(水)19:00~21:00 セルフマネジメント力修得講座

・詳細情報: http://www.entrelabo.co.jp/news/2016/4/27

6)5月25日(水)19:00~21:00 ビジネスマンに使える「空気を読む力」講座

・詳細情報: http://www.entrelabo.co.jp/news/2016/5/25/-1


4. 次回予告
次回第32号は2016年4月18日月曜日に発行予定です。

5. 編集後記

今年も桜がだいぶ咲きはじめ、都内では満開を迎えているそうですが、皆様は、週末はどこかお花見に行かれましたでしょうか?

私は家族とのんびりと花見をすることができ、天気は良くなかったものの、桜を満喫することができて、なかなか良い週末を過ごすことができました。毎年桜を見に多くの外国人が来日しているように思いますが、今年はAirbnbのおかげで増えているのは気のせいでしょうか?民泊も進んでいくとより増えていきそうですね。

仲津 定宏



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