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アントレ・ラボ メールマガジン 
( 第27号 ) 2016年2月1日(月)

本メールマガジンは第1・第3月曜日の配信しております。
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< 内容目次 >

1.エッセイ

◆時流と時中

仲津定宏(株式会社アントレ・ラボコーポレーション 代表取締役)

2.定期連載

◆「昔も今もこれからも」(第2回)アナログは自然態、デジタルは人工技術

広沢 曄夫(応用工学研究所 所長)

 

1.エッセイ

◆時流と時中
仲津定宏(株式会社アントレ・ラボコーポレーション 代表取締役)
 
 先日あるセミナーの後に易経の話題になり、友人が易経を学んでいて、その時の話題に時流と時中のことが出ていました。とても興味深い話でしたので、ここに書いてみたいと思います。

 易経の言葉に、時流と時中という言葉があります。一般的には時流に乗るというのは良い意味で使われているように思いますが、易経においてはそうではない。むしろ、「時流に乗る者は時流によって滅ぶ」とも言われています。それは何か時流に乗ってしまうことで、自分が物事の中心にいると錯覚し、本質を見失ってしまうからだと言われています。

 よく時流に乗ると企業も人も一時的に注目を浴びたり、急激な成長を遂げることができますが、流行がすぎると消えるのも早いのもこのケースかもしれません。

 それに対して、「時中」は、物事を判断したり、行動するのに適したタイミングであると定義しています。時中の中は「あたる」とも読み、物事における機を観ることだそうです。易経を学ぶと、その機を観ることができるようになるといわれています。

 目の前の出来事や事ばかりに忙殺されてしまうとまさに時流に乗ることになります。そうならないようにするために、常に物事の最適なタイミングをとらえられるような眼を持つことと、タイミングにおいて力を発揮できる準備をすることが肝要に思います。

どうしたら、その眼を養い、チャンスにおいて力を発揮できるようになるのか。その答えは、自分自身を客観的に捉えるための余裕を持つ時間と習慣こそが大切だと思います。
 
2.定期連載
◆「昔も今もこれからも」(第2回)アナログは自然態、デジタルは人工技術
広沢 曄夫(応用工学研究所 所長)


自分の人生は過去から現在まで連続している。自分に限らず他の人もみんな同じだろう。連続している量をアナログ(analog)と言っている。自分の履歴もこの世に生を受けてか現在までその人生は連続しているのでアナログだろう。自分の履歴を「昔も今もこれからも」として書いてみたいと思った訳もここにある。

 アナログに対して使われている言葉にデジタルがある。デジタルとは連続のアナログに対してとびとびの量のことで、一般には数字単独で表示されている。例えばアナログ時計は針が回転して今何時かを量的に示し、その時の時間もその前後も量で分るという物理量表示になっている。デジタル時計はその時々の瞬間量が単純に数字で表示されている。

 自然界の変化は急激に変化したとしても連続変化なのでアナログだが、デジタルは人間が便宜上開発したその時だけの瞬間表示なので、人工技術ということになる。従って自然界はアナログでデジタルは人工技術ということになる。アナログもデジタルも夫々一長一短があるだろうが、科学が進歩発展し、現象もモノの状態もデジタルが主体になりつつあるようだ。

 物事を「ハイ、イイエ」とか「yes, no」で決め付けず、曖昧さを残して考えや思いを伝える人のことをアナログ人間ということもある。人工的なデジタル化はその後ろ立てになっているルールを変えてしまえば「yes, no」 も一変してしまうことも考えられるだろう。アナログは自然態任せだろうが、デジタルはロジック(logic:論理)コントロールとも言えるだろう。

 今、IT技術の進展普及が著しい。携帯電話、I-phoneは子供から高齢者まで生活の必需品になってきている。新聞、テレビ、雑誌から家庭用品・用具まで、更に会社の備品・用具も既にIT技術に支えられている。人間の意志決定も話し合いは行われたとしても、最後は「yes, no」のデジタル決定になっている。これは昔から変わらないことだろうが、独裁者や独裁力の強いトップが現れれば、否応なしに従わざるを得なくなる。その結果はテロや戦争なども続発してくるようになる。

 自分の人生もいつどうなるかは分らない。このままアナログ状態の中に存在していたいが、デジタルでその平穏無事が覆される不安を持ちながら生きているのだ。思えば地球の安全も自分の安全もアナログによつて支えられている。(続く)

3.セミナーイベント案内

1)2月3日(水)7:30~8:30 ゲームでブレスト力を鍛える
・詳細情報: http://www.entrelabo.co.jp/news/2016/2/3
2)2月10日(水)7:30~8:30 易経で読み解くビジネスケーススタディ
・詳細情報: http://www.entrelabo.co.jp/news/2016/2/10
3)2月17日(水)7:30~8:30 That's 雑学講座 雑学でライフスキルを鍛える!
・詳細情報: http://www.entrelabo.co.jp/news/2016/2/17/thats-
4)2月19日(金)19:00~21:00 伝説のギャンブラーによるセミナー
・詳細情報: http://www.entrelabo.co.jp/news/2016/2/19
5)2月26日(金)19:00~21:00 世界の一流エリート達が実践する思考術
・詳細情報: http://www.entrelabo.co.jp/news/2016/1/21/226
6)3月3日(木)19:00~21:00 知らないと損する商標活用セミナー
・詳細情報: http://www.entrelabo.co.jp/news/2016/3/3

4. 次回予告
次回第28号は2016年2月15日月曜日に発行予定です。

5. 編集後記
 今日は家族の記念日。今年はいつもと変えて、はがきにメッセージを添えてプレゼントしてみようと思う。ちょっとした添え物は相手にも何か伝わるものかもしれないと思っています。ビジネスでもちょっとした心遣いでうまくいったり、いかなかったり。人の心は複雑で、繊細ですね。

仲津 定宏



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