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アントレ・ラボ メールマガジン 
( 第19号 ) 2015年10月5日(月)

本メールマガジンは第1・第3月曜日の配信しております。
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< 内容目次 >

1.エッセイ
◆言葉に「想い」をのせる~ある講座からの大きな気づきと学び~②
仲津定宏(株式会社アントレ・ラボコーポレーション 代表取締役)

2.定期連載
みえないボトムの知(その2:現場に漂う浮遊知)①
広沢 曄夫(応用工学研究所 所長)

 

1.エッセイ

◆言葉に「想い」をのせる~とある講座からの大きな気づきと学び~②

仲津定宏(株式会社アントレ・ラボコーポレーション 代表取締役)

前回のエッセイでは、特定非営利活動法人アイデア創発コミュニティ推進機構( http://www.i-con.or.jp/ )が主催する『アイデア創発ファシリテーター養成講座』に参加した時に感じた私に大きな気づきと学びをもたらしたことを書きました。

今回は2つ目の気付き、「音による効果」について書きたいと思います。

その講座では、講座の開始前から部屋に音楽が流れておりました。その後も、講義中は別としてワークショップの間にはずっと音楽が流れておりました。講義の途中で、講師の話で、それぞれテーマや取り組む内容ごとに音楽を変えているとのこと。

その時は私もそうなのだという程度の認識だったのですが、講義の2つ目にあるワークショップを全体で行った際に、かかっていた音楽が鳴りやんだ瞬間にその場がシーンとなる時がございました。それを見た時に、知らず知らずにうちに人間の中に音楽がリズムとして刻まれ、その音楽に合わせて人が無意識に行動していることを体感しました。

そのことを思った時に、「音」によってその場の雰囲気を作りだしたり、リズムを早めたりなど、多くの人々を動かすことに「音」が有効であることを知ることができました。

これまでも音楽を使った講師の人も見てきたことがありますが、ここまでテーマ別に音楽の内容を変えていたり、講座の参加者をマネジメントすることに「音」を有効に使っている事例はみたことがなく、とても勉強になりました。

何気なく流れている「音」に込められた想い。そしてその大きな効果を体感しながら、ここでもまた1つ新しい気づきと学びを得ることができました。

今後の研修や講座のワークショップにおいても、「音」の効果をもっと研究し、その場作りや受講者がより集中して、活発にワークに取り組める環境を「音」を通じて効果的に作っていくことができればと思っております。

2.定期連載

みえないボトムの知(その2:現場に漂う浮遊知)①
広沢 曄夫(応用工学研究所 所長)

 大企業、中小企業、零細個人事業者という層は資本金、従業員数、売上高などの数字によってはっきり目で見ることができる。行政、学会、財界のそれぞれの領域での知も刊行物、論文、記録などの明白知として確認できるが、零細企業、町工場というボトムの“現場に浮遊する知”から生まれる技術は理論的根拠を示すこともできず、データの集積も行わないが、新技術という知の生産の事実は現場に生きている。

 栃木県宇都宮市の郊外に当時としては大谷石の産地として有名だった大谷町がある。昔は大谷石の切り出しはすべて人手で行われていた。人手に頼りながらも長い年月をかけた石材の掘り出しの後には巨大な地下空間が出来上がっていた。一時は産業廃棄物の捨て場として考えられたようだが、この地下の巨大空間にたびたび足を運び、地元のオーナーと議論を重ねたが、巨大な岩盤は振動がない、深い地下は光が全く届かない、温度は年間を通して一定である、湿度は高く一定であるということがわかった。更に以前に地下現場に労務者が食べ残した弁当が腐敗していないのは無菌空間ではないのか等々から始まり、この空間は廃墟ではなく過去100年以上にわたって人手でコツコツと作り上げたハイテク空間であるとの結論に至った。

 その後この空間はレーザー光線による精密計測空間、農産物の天然貯蔵庫、生ハム製造工場として活用されることになった。ここにも既存の識者による廃墟という見方と、“現場に漂う浮遊知”によるハイテク空間という見方の相対する見方もあるのだと実感した。

 大企業は組織の壁に阻まれて動きが鈍くなる。何か新しいことを始めようとしても稟議書を作成して関係部署の承認を求め、担当部署では企画会議や検討会議が開かれ、実施にこぎつけるまでにはかなりの期間を必要とする。大方の場合稟議書を作る前に上司から「そんなことはやめておけ」と言われてしまうのがおちである。その点中小企業は小回りが利き判断も早い。トップが思いついた場合はその時点がスタートになる。

3.セミナーイベント案内

◆今後の勉強会のご案内

3.セミナーイベント案内

◆今後の勉強会のご案内

1)10月14日(水)19:00~21:00 人間関係をホッとにするダジャレ活用術講座

・詳細情報: http://www.entrelabo.co.jp/news/2015/10/14/biz

2)10月28日(水)19:00~21:00 自己紹介レターde集客セミナー

・詳細情報: http://www.entrelabo.co.jp/news/2015/10/28/4-de


4. 次回予告
次回第20号は10月19日月曜日に発行予定です。


5. 編集後記

 先週末に久しぶりにランニングのトレーニングを行いました。ランニング後に参加者全員でランチ会を開催。それで今後のイベントやトレーニングの企画、そちらの会に参加するメリット・期待などをお聞きしました。こちらで想定していない意見やアイデアもあり、とても気づきの多い場になりました。それと同時にコミュニティ、それも関係性の強いコミュニティを構築することの必要性と重要性を体感することができました。

仲津 定宏



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