■■――――――――――――――――――――――――――■■■
アントレ・ラボ メールマガジン 
( 第18号 ) 2015年9月21日(月)

本メールマガジンは第1・第3月曜日の配信しております。
■■■―――――――――――――――――――――――――――■■■

< 内容目次 >

◆言葉に「想い」をのせる~とある講座からの大きな気づきと学び~①

仲津定宏(株式会社アントレ・ラボコーポレーション 代表取締役)

2.定期連載

みえないボトムの知(その1;ボトムの現場から)②

広沢 曄夫(応用工学研究所 所長) 

1.エッセイ

◆言葉に「想い」をのせる~とある講座からの大きな気づきと学び~①

仲津定宏(株式会社アントレ・ラボコーポレーション 代表取締役)

 昨日・一昨日と特定非営利活動法人アイデア創発コミュニティ推進機構( http://www.i-con.or.jp/)が主催する『アイデア創発ファシリテーター養成講座』に参加させて頂きました。今回の講座はいまの私に大きな気づきと学びをもたらしてくれました。

まず1つ目は言葉に「想い」をのせることの大切さです。

いつも自分で司会進行やファシリテーターをしていて自分の課題の1つとして何か自分の言葉を発した時に違和感というか、受講者と別々になっているものを感じておりました。

ある友人に言わせると、それは「in here」と「out here」によるものだということです。つまり自分の発する言葉が、「in here」では内在していて、相手の心に届いていない。「out here」だと相手と一体感を持ち、自分の言葉が相手の中にスッと入る。

講座でも、とても満足度の高い時は、運営側から見ていても講師と受講者が一体になっているように思います。どうしたら会場と一体になれるようなことができるのか。

単なる場数によるものなのか。そうではないとの思いの中で参加していた昨日の講座。自分にとって大きなヒントが講師の石井力動さんの言葉の中にありました。

そうした中で昨日の講座の中で、講師の石井力動さんが、講義をしている時に心がけていることに、自分を良く見せるとかではなく、目の前にいる受講者の耳を見て、どうしたらその人にとってためになる情報を伝えることができるのか。講義をきいていない人、何かこちらのあげあしをとってやろうとする受講者であっても、その方を自分の「家族」だと思って接することができたのであれば、それは自分の態度も自然と相手のことを愛しんで接することができるのではないかということを教えてくださいました。

言葉を単なる言葉にせず、そこに自分なりの想いをのせて伝える。そのことが一番大切なこと。想いが、相手の心に響くのではないかと。単なるテクニックを超えた何かに思います。自分にとってはとても大きな衝撃がはしり、いまの自分に足りないものなのかもしれないと思った時に、何か自分がこれから取り組むべき課題を明示されたように思います。

なかなかすぐにはわかっていてもいざそういう場になるとできない自分がいる中で、まずは日々の行動の1つ1つを変えていくことからはじめたい。1つ1つの行動、言葉、それはヒトだけでなく、モノに対しても同じ愛情を持って接すること。その意識が何か長い間の蓄積となり、いつか舞台の上で挨拶をする私の言葉に、「想い」をのせてくれるのかもしれないと思いました。

2.定期連載

みえないボトムの知(その1;ボトムの現場から)②
広沢 曄夫(応用工学研究所 所長)

大企業の下請け、孫請け、曾孫請けという構造の中の底辺へ行けば行くほどそこには今日を一所懸命に生きようとしている知がある。仕事を出してくれる取引先から納期の短縮、コストの削減に加えて品質向上までも要求される。それに応えなければ小さな会社は命を絶たれることになる。日夜考え抜いたあげく、何とか要求に応えられるようになれば、更に厳しい条件が待っている。

ある地方の小さな孫請け工場で取引先から厳しい条件をクリアするために自分の体験と勘から手作りの自動加工機を作り上げた。その結果人手に頼っていた作業が時間短縮だけでなくコストが削減され、加工ばらつきの減少という成果が得られた。納品後に取引先から何故それが可能になったかの説明を求められたが、説明してしまえばその自動加工機のノウハウを取り上げられ、更に厳しい条件を突きつけられるのが目に見えている。事実をひた隠しにして工業所有権の出願も出来ずに黙々と頑張っていた。人に頼ることも出来ず自力で苦しみながら頑張る零細企業の救いはどうなるのだろうか。

 ある地方の金属表面処理業を営む下請け会社の現場の光景で、磨き上げた金属表面の結晶構造から出来上がっている模様は人間の指紋と同じく全てが異なった模様になっていることに気付き、ID認証装置の開発に取り組んだが、本来が電子技術は専門外のことで知識がないため開発パートナーを求めていたが、これが大企業の関心の的となり技術内容の開示を行い共同研究の体制はとられたが、零細企業の立場では考えられず大企業の体質が壁となり、引くに引けずに半ば諦めの心境になっていた。

 中小・零細企業の中に埋もれたままになっているテクノシードの枯死を憂いているのではなく、名もない小さな会社の中にもその境遇から生まれる独特の感覚やベンチャーマインドを行政や産業界がどう扱うべきかを真剣に検討すべきだということを痛感してきた。

3.セミナーイベント案内

◆今後の勉強会のご案内

3.セミナーイベント案内

◆今後の勉強会のご案内

1) 9月26日(土)10:00~18:00  自己カクシン講座

詳細情報: http://www.entrelabo.co.jp/news/2015/9/26/2q6py2r349j89l32pk3pzgty6shu2h

2)9月30日(水)19:00~21:30 習慣化のための黄金ルールセミナー

・詳細情報: http://www.entrelabo.co.jp/news/2015/9/30/9

3)10月14日(水)19:00~21:00 人間関係をホッとにするダジャレ活用術講座

・詳細情報: http://www.entrelabo.co.jp/news/2015/10/14/biz

4)10月28日(水)19:00~21:00 自己紹介レターde集客セミナー

・詳細情報: http://www.entrelabo.co.jp/news/2015/10/28/4-de


4. 次回予告
次回第18号は9月21日月曜日に発行予定です。


5. 編集後記

 今日の記事で昨日参加した講座から大きなヒントをもらったことを書きましたが、人はその時に必要なものと出会っているように思います。それは人であったり、出来事であったり。ただその出会いに対してどう向き合うのか、感じ取るのかが、その後の人生を変えていく。その時の自分の意志がすべての出会いの意味、人生さえもを変えていくのでしょう。

仲津 定宏



メールが正しく表示されない場合は こちらWebページ版をクリック