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アントレ・ラボ メールマガジン 
( 第11号 ) 2015年6月1日(月)

本メールマガジンは第1・第3月曜日の配信しております。
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< 内容目次 >

1.エッセイ

◆私のキーパーソン

チャーリー浅井氏(Webコンサルタント)

2.定期連載

未来のキャリアコンパス(第11回)  情報とコミュニケーション②

応用工学研究所 所長 広沢 曄夫氏

1.エッセイ

◆私のキーパーソン

チャーリー浅井氏(Webコンサルタント)

今から思えば、中学二年の担任の先生の一言で私の人生が決定されてしまったと言っても過言ではありません。

まさか、当時、高校進学をひかえていた私が、何気なく自分の進路について軽い気持ちで担任に話した時に返ってきた言葉が、その後の35年という私の人生を決定してしまったのですから、学生時代の先生の影響とは恐ろしいものです。私が中学校2年という1979年代はスーパーカーブームの影響も受けて当時はご多分に漏れず、速くカッコいい自動車に大変人気があり、同世代のガキンチョ達と同じように、私も将来は車関連の仕事につきたいと考えていました。カッコいい車に乗って、ね~ちゃんにイイ顔したいと思っていましたから、車について詳しいというだけでエライと本気で考えていました。

そんな時の担任の「これからはコンピュータの時代だから、浅井はそっちへ行け。」と言われたのは、想像していた言葉と違い、「え、なんで?」と戸惑いと、理解不能な状態でポカンとなっていたと思います。しかし、次の瞬間には「大体、コンピュータなんて分からないし、そんなんやってもね~ちゃんにイイ顔なんて出来ないだろうから、やっても無駄だ!!」と即座に私の単純なオツムがが回答を叩き出していました!

そんな私の思惑とは裏腹に、担任のいう事だからそうしろと父も同調し、私の描いていた単純な夢は儚くも消えて行きました。それから実に20年の年月を経て、何の取り柄もない私は、中学校時代に言われた進路をそのまま進んでおりました。

当時から体を動かすこととか、バイクを乗り回す事とかは好きでしたが、コンピュータの前にいると眠くなるし、仕事にやり甲斐はないしで、一日一日をただこなしている毎日だったと思います。若者に必要なガッツとか、熱い思いとか、そんなものは持ち合わせておらず、世の中の事を何も知らないのに、言う事だけは一丁前のアホな若者いや馬鹿者だったと思います。だから、仕事の段取りが悪く、誰かの手違いで徹夜にでもなろうものなら、直ぐに眠くなって、全くのやる気の無い、役立たずの空気の読めない迷惑な存在でした。

そんな私の第二の転機となったのは、1社目をボーナス不払いの件で退職し、2社目に就職した時のことでした。

当時、たいして仕事も出来ない私が2社目の就職面談で「私は仕事が出来ます!」と大ウソをこいてしまったため、社長に気に入られ、「明日から来なさい!!」と就職が決まってしまったのです。就職が出来たのは良かったものの、直ぐに仕事が出来ない事がバレて、肩身の狭い思いをしはじめました。

その社長には色々と辛い事も言われましたが、そもそも自分が蒔いた種ですし、そこで逃げたらそれこそ笑いものなので、必死でこらえて、最終的にはその社長とサシで仕事をして、認めてもらうしかないと悟りました。そして、実際その様にしたのです。その当時のことは今でも忘れません。何日も徹夜して、社長の手伝いしながら自分でも出来ることは覚えていこうと努力しました。人間必死になれば、思ったことは実現出来るもんだと実感しました!社長は仕事が出来ましたが、会社が小さかったこともあり、かけもちで別の現場にもそのまま向かって行きました。

社長がいない時に、残った自分がキチンと後の仕事をこなせば、認めてもらえる!と思い必死に無い頭を使って考えていました。あの時期に学んだ事は今でいうモデリングという手法だったと思います。もっと自分なりの表現で言えば、「人の技術を盗む」という事だったと思います。

人のサイフを盗めば泥棒になる、でも人の技術を盗めば本物になれる!

私にとって、技術は人から教わるものではなく、盗むものだったのです。

実際、社長がなぜこんなロジックを組んだのか、なぜこの時にこのような考えをしたのかと、実績のある人の考えややり方を盗む事で、自分のレベルが向上する事を肌で感じました。憎くていう訳では無いでしょうが、皮肉な言葉も言われながらそれでも、社長とコミュニケーションを取り、周りの人からも情報を収集しました。

その時のこととして良く覚えているのは、「お前の社長は本当に仕事が出来る!」と言われたことでした。社長も叩き上げの人物で、一旦始めた仕事は終わるまで絶対に手を抜くことはしませんでした。

そんな社長の姿を見ながら、やっぱり社長はすごい、この人の技術を盗みたい!そう考えながら仕事をしていました。自分が社長と一緒に仕事をしたいと申し出て、最初は居ても足手まといだと知りながら、それでも私をそばに置いてくれたことに、今では感謝しています。

最終的には社長に認められ、仕事も自分でなんとかこなせるかと思っていた矢先に、自分の成長のために、別の会社へ移って行きました。(なんと薄情なやつなのか)

今ではことあるたびに、不思議と2つの事に意識が向きます。それは、

1.これは将来的に発展することなのか?

2.もし、私が○○さんだったらこんな時にどうするだろう?

自分が一番つらい時に考える私の基本的な2つの質問です。

○○さんとは、当時私を鍛えてくれた社長の名前です。

どんな大きな問題の現場でも必ず何日も徹夜して解決していたその人の存在が私の中ではいまだに大きな存在として残っています。

そして、あの担任の先生の先見の明によって、私は世の中に不安を持つ事もなく先を見つめて生きていけます。

あの時、先生がコンピュータの時代だと言ってくれなかったら、あの時、社長が自分の技術を私に叩き込んでくれなかったら、今の私は存在していなかったと思います。

将来に不安を感じて自殺する若者もいるようですが、そんな若者こそ、コンピュータの世界に入って日本の未来を創ったらいいと考えています。

プログラムなら、何もなくても0から作り上げて人の役に立つものを創り出せます!

コンピュータなら、それらを繋げてネットワークを築けます!

必要なら情報を集められるし、集めた情報を自分なりの考えとしてまとめて配信することも出来ます。コンピュータの世界はこれからも自由だし、クリエイティブだし、まだまだ発展します!今はネットワークが世界を繋げて、ビジネスもグローバルな時代が到来しました。一人一人が直接つながるツールが、人と人、情報と情報、価値と価値を繋げています。ある人が持つ情報や能力を、必要とする人に提供する。

そんなシンプルな事がビジネスとして世界中に広がる時代なのです。

悲しいニュースとか、多くの悲劇が毎日報道される世の中ですが、私はこの世界を楽しい事で充満させたいと考えています。

今までは会社が組織を作ってビジネスをくくってきましたが、これからは個人が自分の能力を使い必要なもの同士が組織を作ってビジネスにしていく時代となりました。

もう、嫌な上司の機嫌を取る必要はないのです。

満員電車に揺られて、毎回、遅刻証明を取るために並ぶ必要も、毎回遅刻した理由を考える必要もないのです。(こんな人は社会人として失格ですが・・・)

自分が一番能力を発揮できる環境を自分が創ったり、そんな場所でビジネスをしたらいいんです。きっと、気分良くビジネスを行っていたら、集まってくる人達も、気分よくビジネス出来る素敵なメンバーだったりすると思います。

2.定期連載

未来のキャリアコンパス(第11回) 情報とコミュニケーション②

応用工学研究所 所長 広沢 曄夫氏

コミュニケーション(communication)とは伝達、報道、通信、連絡等と訳されるが、その語源commonalizatonが示すようにcommon即ち“共通の”とか“共有の”という意味がある。コミュニケーションを行うためには双方にとってそこに何らかの共通のものがなければならない。コミュニケーションが行われるということは、双方夫々固有の価値と主体性を持ち、相互に影響を及ぼし合い、その結果お互いの価値と目標を共有し合い、そして相互に社会的自己を拡大していくということを意味する。コミュニケーションとは相互作用による自己の確認と成長を行うための手段である。コミュニケーションは言葉、文字というような明白知のメディア活用をしているものだけではなく、その場の情景や雰囲気に対する無意識のうちの感性ともいうべき伝播、感染によるところが大きいということも肝に銘じておく必要がある。

 現代社会は科学技術の素晴らしい進歩発展により、技術的高度情報社会が形成された。その結果人々は技術手段による客観情報のコミュニケーションが主体となり、人と人が直接触れ合う主観情報のコミュニケーションを行う機会が少なくなりつつある。技術手段によるコミュニケーションは伝達効率の面からみればデータや知識、情報の発信受信を行うのには優れているが、言葉、文字、記号にならない人間的な雰囲気を伴う情報までは伝播し難い。これに対して人と人が直接触れ合うお喋りなどのコミュニケーションには本来伝えるべき内容以外の余分な内容までも含まれるが、この冗長な会話がお互いの心の中や考えや人柄などコミュニケーションの背後にあるものを共有させることが出来る。従って人間と人間の直接対話はメッセージの伝達方法として効率は低いだろうが、お互いに相手から新たな意味を発見し合うことができる。この新たな意味の発見が創造活動をはじめ知的思考力を高めていくことになるだろう。

3.セミナーイベント案内

◆今後の勉強会のご案内

3.セミナーイベント案内

◆今後の勉強会のご案内

1)6月10日(水)19:00~21:00 残業ゼロ!仕事力が上がる「かたづけ」研修 体験講座

・詳細情報: http://www.entrelabo.co.jp/news/2015/6/10/610-

2)6月13日(土)18:00~19:00 自己カクシン講座 体験説明会

詳細情報: http://www.entrelabo.co.jp/news/2015/6/13/2-

3)6月19日(金)15:00~17:00 小規模経営者向け!独立力養成講座

詳細情報: http://www.entrelabo.co.jp/news/2015/6/19

4)6月24日(水)19:00~21:30 習慣化のための黄金ルールセミナー

・詳細情報: http://www.entrelabo.co.jp/news/2015/6/24/8

5)6月26日(金)19:00~21:00 自己紹介レター作成セミナー

・詳細情報: http://www.entrelabo.co.jp/news/2015/6/26/626-4


4. 次回予告
次回第12号は6月15日月曜日に発行予定です。

5. 編集後記
 昨日知り合いの新居お祝いに招待されていってきました。この新居を作るにあたり、家族を巻き込むための「場」を3年以上前にセッティングさせて頂きました。当時色々出したアイデアがこういう形で実現し、「カタチ」になり、そのきっかけを作ることができたことに本当にうれしく思います。

仲津 定宏



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